12月初週、日帰りで神戸に行きました。
神戸市立博物館に巡回のデ・キリコ展の会期に滑り込むという目的です。
ハイライト
にするつもりだったのですが全然長くなりました。
ハーブ園
名古屋から新神戸まで、新幹線で1時間ほど。
足腰を犠牲にして高速バスに乗ることが多いので久しぶりでした。
スマートEXで指定するICカードを間違えていて、改札引っかかって焦った。
新幹線を降りるとこちら側のホームから海が、向こうのホームにすぐ山が見えるのが面白すぎてしばらく笑っていた。
身構えていたが、駅のエスカレーターは左に列ができていた。多分朝に新神戸で降りる人は関西の人ではない
新神戸は神戸の街と六甲山地との際っ際にあるということで、博物館に行く前にまずは山のハーブ園へ草を見に勇んでGO
ハイキングを帰り道に割り当てるために、行きはロープウェイを利用、新神戸駅からすぐの乗り場に向かいます。
人気(ひとけ)のないモールを通過。死?
10時頃ロープウェイへ。
チケット売り場には3カウンターくらいあり、シーズン需要か、数組待つくらいには盛況している様子でした。
ロープウェイはハーブ園が運営しているようで、入園チケットとセットまたはロープウェイのみのチケットがあります。
クリスマスシーズンのため割増価格です。
朝10時過ぎに下りロープウェイに乗っていた人はなんの人だろう。早朝ハイカーか関係者?
もしや遅いかと思っていましたが、いい感じの色をした山です。
ロープウェイの山頂駅に到着
山頂駅で降りてハーブ園内を下り、中間駅から帰るという順路らしい。
クリスマス期間中で、飾りやイベント飲食メニューが出ていました。
先ほど見えていた温室にも寄ります。バナナ。
下っていった秋の花コーナーでは、わりと咲きのバラを見るなど。
途中の足場が幻影になっているタイプのトラップを発見。
ハイキング下山
草とかいろいろ見て、中間駅まで来ました。
往復チケットを買えばロープウェイで帰れますが、歩きます。
ハーブ園出口から一瞬車道に放り出され、獣道かと思う階段の入口から下っていきます。ちゃんと階段になっていますが。
ここですか?と言いそうになる(言った)
急な階段になっているので、この日はわりと晴れていてよかったが、前日の天気でぬかるんでいたりすると多分普通に転ぶ。
このあたりで、数人のハーブ園客・ハイカーっぽい人とすれ違ったり帰る人を見たりした。
途中、ちょっとしたひと休みスペースにお参りコーナーがある。
階段を降りきるとあるこの建物はダム管理施設らしい。(Googleマップ)
この動画を撮っているあたりで、数組のハイカーや家族連れが休憩しているのを見たりすれ違ったりした。天気がいいからね。
布引貯水池のダムは「日本最古の重力式コンクリートダムとして国の重要文化財に指定」されているらしい。(布引貯水池(布引五本松堰堤) – 神戸 まちガイド)
ダムの向かいに滝があります。
この五本松かくれ滝は常に流れているわけではないらしい。が全然流れてた。
Googleマップにもっと威勢の良い様子が投稿されていた。いいなー
こういうの書く人も徒歩で来てるのか?来たついでに書いてるのか、書こうと思って来てるの?
イカが好きなので、イカを撮っただけです。(イカだと思ってたけど、クラゲのほうが近いか…)
この橋を渡ると帰り道のルートを外れます。見るだけ。
しばらく下ると、「見晴らし展望台」という名前の見晴らし展望台がある。
この広場に、朝ラジオ体操(太極拳だっけ?)の集いみたいな張り紙がしてあった。
見晴らし展望台から少し行って源経信歌碑(布引三十六歌碑)を右に行くルートでは滝を見て帰れます。
ハーブ園の出口にあったルート看板では省略されていたのが多分左ルート。
このあたりになると、上の方よりもすれ違うハイキング客が増えてきます。
道も少し楽になりました。ランニング中の人がいて凄かった。
雄滝への道中急に行列が見えて何事と思ったら、飲食店があった。
メディアで紹介されてから混んでいるとのこと。(おんたき茶屋 – Googleマップ)
確かにちょうどお昼頃でしたが、流石に人がすごいのでスルー。
そうするとすぐそこに滝。
ペンで書いたみたいな流れだな。
写っていませんが、雄滝の滝つぼから流れる滝が夫婦滝というらしいです。
滝って流れているから良いのに、動画撮るの忘れた。
滝の前の休憩ベンチではひと休みしました。賑わっていてよかったです。
そのまま進むと、新神戸方向と雌滝方向への分かれ道に来ます。
この道中に鼓滝という滝もありました。写真がなかった。(Googleマップ)
雌滝ルートは行き止まりになっているので、寄り道です。
空が合成に見えすぎる(iPhoneのカメラの悪い癖)。左側は多分私有地。
このあたりの道沿いには歌碑がいくつもあります。
布引の滝にまつわる名歌で、本当に36+α個あるらしい。(神戸市中央区:布引三十六歌碑)
日本史とか文学の知識が無さすぎて誰だ…と思いながら見ていた。今度は勉強してから来よう。
引き返して新神戸駅に向かいます。
橋の向こうに数軒家屋があり(空き家っぽいものもある)、そのまま進むと新神戸駅の裏へ。
ハーブ園出口から新神戸駅まで、滝を見に寄り道しながらちょうど1時間程度歩きました。
三宮方面へ デ・キリコ展
新神戸から地下鉄で三宮駅へ。
JRは三ノ宮駅で、阪急は神戸三宮駅らしい。(阪急に乗ったことがないので、いつか利用してみたい)
神戸市立博物館のデ・キリコ展へGOの前に、昼食にします。
博物館付近までGO
道をやや間違えた。
三宮駅を出て生田神社の鳥居を過ぎると、急に銀行・オフィスとか高級ブランド店が出現して面白かった。建物の色が白とガラスになった。
お店の入口方向を間違えて向こうまで行ってしまった。
おいしかったです。
ところでこの近くにギャラリー(VAGUE KOBE)があったのを、Googleマップを見ながら今知りました。今度行ってみたい。
この通りの街灯にはデ・キリコ展の旗がついていて凄かった。市だ。
翌日が展覧会最終日の土曜でしかも昼過ぎだからか、まあそうだろうなと思っていたがかなりの混み具合だった。どうせ図録買うのでキャプションは半目。
はじめの方の展示室内の壁に縦長のアーチ窓がいくつか開いていたが、そこに荷物を置いたらダメなのかと監視員に無茶苦茶言ってる人がいてうひょ~と思った。
写真撮影可の作品が何点かあり、SNS投稿が推奨されていた。が撮影可作品前は特に人混みがすごい。大人気。
途中展示室を階段で移動した。その階段がすごい。
思いの外物販コーナーが充実していてよかった。
Tシャツも欲しかったのですが、ちょっと高くて断念した。Tシャツ既に家にありすぎるし。
半袖の上にカーディガンとか着るのをファッションとしてできた試しが無さすぎる。背中暑いか腕寒いかどちらかになってしまう。
図録はなぜか表紙が2種類ある。フライヤーのデザイン(オレンジ地に黒字+キービジュアルの「形而上的なミューズたち」)と、私が買ったほうのデザイン。悩んだ末フライヤーデザインじゃない方がお得よねと思って選んだが、そもそもフライヤーをもっていない。
デ・キリコ展のフライヤー余ってたらもらえませんか?
デ・キリコ展の後はコレクション展も見てきました。
銅鐸がめちゃくちゃ並んでいる展示室で大はしゃぎ。個人利用に限り撮影可でした。
銅鐸の入っているガラスケースにマット素材の透明シール?が貼ってあり、この銅鐸にはこんな感じでトンボ、イモリ、スッポン…の絵が描かれている…ということが示してあって見やすかった。
新しい展示室のようで、見出しに相当するような展示タイトルが黒の壁にプロジェクターで写されるスタイルだった。電気は使うけど、展示替えが楽…いや楽…?どうだろう…場合によっては作って貼るだけの方が楽とも言えるか…かっこよくはある
子ども向けの郷土資料コーナー的な部屋では銅鐸のレプリカを鳴らしていいらしく、鳴らしまくり。
界隈をうろつく
もともと目的はデ・キリコ展だったので、暇になった。港の方に行ってみます。
薄暗くなってきました。ポートタワーと月が見えます。意外とコンパクトだ。
というかこの写真、タワーの手前にペデストリアンデッキが見えるんですが。
繋がっていないんだ。
タワー本体にジョイントパーツっぽい名残はあり、数年前の工事までは繋がっていたみたいです。
テナントにあんまり興味はなかったのでフーンと思っていたが、今調べたら回転する飲食店があるらしい。(Ready go round | フロアガイド | 神戸ポートタワー)
なんだその…なんだそれと思ったら回転レストランの類らしい。最上階に回転しそうなUFOついている建物あるよね。(回転レストラン – Wikipedia / 日本の回転レストラン)
名古屋港はこういう感じではないよなあとひとしきり珍しがった後、界隈をなんとなくうろつきながら、吹きさらしの港から南京町へ逃げる。日没が近づいてきて寒い。
暗くなってきたので、三宮駅のほうへ帰ります。JR元町駅まで行ってから沿線を徒歩。
お土産を買いにモロゾフ神戸本店へGO
触るなのマークがあるということは、これ触れるのか?
本店限定の商品があると聞いたので来てみたら要は普通のチョコだったので、りんごチョコなどを購入。
あとはそのへんのお店(ケユカとか…)見たりして新幹線で帰宅しました。明日も予定あるからね…
他の写真もまだまだあるので、下にまとめてあります。
感想
ハイキング(って上りの印象が強い)がたいへん楽しかったです。
天気が良くてラッキーでした。紅葉もわりとちょうどよい寄りでは。
神戸に住んだらハーブ園の年間パスポートを買おうと思います。
今回上りをロープウェイ・下りを徒歩にしたのは、上りハイキングでうっかり足を負傷したり思いの外体力を使ったら嫌/滝を見るのは行程の朝イチではない気がするという理由でしたが、また上りも楽しみたいですね。年間パスポートあれば、上りではしゃいでも帰りはロープウェイあるし…
ロープウェイって乗ったことがなかった気がするので半ビビリでした。高所恐怖症ではないですが普通にビビリなので(だから高所が普通に怖い)。
街からすぐにロープウェイに乗れる山があるのが面白いですね。
ハイキングで追い抜かれることはあんまりないため下り客がどれくらいいたのかわかりませんが、上りの人たちとはたくさんすれ違いました。遊びに来た感じの人やしっかりハイカーな格好の地元民っぽい人などいろいろ。すれ違う時に挨拶してもらい、おっこれが山…となった。
兵庫に親戚がいるので、街ですれ違う人が一瞬親戚に見えてビビる。プリウスを見ると親戚かと思う。
また行きたいし、というか山に行きたいです。